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平塚市 H様邸 ベッドサイド水洗トイレ設置工事
TOTOの「ベッドサイド水洗トイレ」を設置する。
今まではベッド横にポータブルトイレを置き使用していたが、夜の排泄回数も多くポータブルトイレでは座位の姿勢を含め利用者様にとって幾つかの不便さを感じていたそうです。また、排泄後の後始末において介助するご家族にも負担がありました。
そこでお勧めしたのが「ベッドサイド水洗トイレ」です。利用者様もご家族も納得し導入が決まりました。
まずは、ベッド横に置いてあったタンスを移動し水洗トイレを置くスペースを確保。
設置前に商品を持ち込みベッドを寄せ、水洗トイレの向きや移乗距離、ペーパーやリモコンの設置場所等、ご本人と家族立会いで打合せを行いました。
設置する場所の打合せを終え、早速施工に入ります。
ベッドサイド水洗トイレは給水・排水の接続工事が伴います。H様の現場では壁抜きで給水・排水の接続を行いました。
室内裏側に給水・排水を出し接続させていきます。
H様宅は北側面に接続可能でしたので床下からではなく外壁から接続させることにしました。
室内の床改修工事を伴う場合などは床下からの接続も当然可能になりますがコスト面ではアップします。
給水・排水接続工事完了です。
室内には給水・排水接続の点検口を兼ねたBOXを造作します。
収納横の壁を利用して手摺、ペーパーホルダー、リモコンを設置しました。
介護用ベッドの位置と水洗トイレの距離を全てシュミレーションし、移動距離を最短に致しました。
このベッドサイド水洗トイレは固定されていない為、給水・排水を接続したBOXより2メートルまで自由に移動可能です。
また、脳梗塞などで片麻痺になられた場合、便器を設置する向きなども自由に変えられます。
完成後、使用した感想をH様にお尋ねしましたところ、「非常に良い」となんともストレートにお褒めの言葉が返ってきました。
家の固定トイレより落ち着く。とも仰っていました。
ご家族も水洗トイレですから排泄後の後始末は一切不要なのでとても喜んでおられました。
他人様を招く必要のない寝室内であれば、露出したトイレがあってもいいのではないでしょうか。