※数々の手摺取付事例はこちらから
平塚市内 介護保険住宅改修工事適用
オリジナル手摺を考える。
利用者様の身体状況や介助者様のこと、更にはお住まいの間取も含めどのように発想すれば目的を達することが出来るのか。現地調査をお請けするたびに考えます。
手摺の取り付けにあたって、取り付け場所も使用する手摺部材も標準的なものを利用するのであればそんなに考え込むことはありませんが、標準的な物では対応できない場合はやはり色々考えさせられます。
玄関にはまだ「土間」があるご自宅、築年数も相当に経過しています。
白い壁の部分は漆喰の仕上げ、壁の中(下地)は竹あみの土壁。奥には収納が45センチも出っ張っています。手摺は右側にあるトイレへと誘導しなくてはなりません。それを踏まえ提案させて頂いたのが下記の手摺形状です。
木製の補強板とアルミパイプの組み合わせ、また、支柱部はステンレスパイプを使用し、壁手摺と壁補強及び独立柱で手摺を完成させトイレへの誘導を可能に致しました。手摺部材をどのように組み合わせて利用するか、強度について安全性は保たれるのか、現地の壁や床の状況を加味した中で全てをクリアさせました。