平塚市 浴室手摺
介護保険住宅改修工事適用
浴室手摺も利用者様の身体状況と入浴方法の検討をよくする必要があります。
縦手摺、横手摺、L型手摺の既製品をただ取り付ければいいわけではありません。
浴槽に入るときはL型手摺で可能でしたが、浴槽からの立ち上がりそして出る動作では、このL型手摺では・・・
本人、ご家族、介護関係者とも協議。
そして浴槽からの立ち上がりと出る動作の手摺を決めました。
浴槽から体を起こす時、必ず水栓金物につかまってしまう。
水栓金物につかまって体を起こし、振り向いてL型手摺を使って出る動作ができず、体を起こす動作とそのまま浴槽から出る動作ができるように検討した形状です。
別の利用者様。
浴室から出るための縦、洗い場からの立ち上がりの横、この組み合わせがT型になりました。
理想はL型手摺の付いた壁面ではなく、その反対側から出入りした方が安全です。
しかし、この位置での使用がベストであった利用者様。
常識や一般論にとらわれず、様々な観点から自立援助となる手摺を考えていきたい。
そんな思いでお手伝いさせて頂いております。
ご用命ありがとうございました。
