平塚市 トイレ手摺の取付 施工の工夫と提案
介護保険住宅改修工事 助成金利用
杉板材で腰壁が造られているトイレです。
この壁にL型の手摺を取付けるのですが、腰壁部分と上のクロス壁部分では壁の厚みが違います。
メジャーで見ると4センチ5ミリ程、腰壁が出っ張っているのが分かると思います。
このまま手摺を取付けることはできません。
上の部分を下の腰壁と同じ厚みにして取付けなければなりません。
上の手摺金物取付部に補強板を重ね合わせ出っ張りを調整します。
万一、補強板の厚みだけでは調整できない場合、金物にスペーサーを入れミリ単位で調整します。
材料も、腰壁材にマッチするように補強板、手摺棒を選択しご提案いたしました。
腰壁の厚みを利用して、横手摺を取付けました。
どうしてもペーパーホルダーに手をかけてしまうとの事で、横手摺の取付を工夫致しました。
ねじれた金物がオフセットブラケット(TOTO製品)と言われるものです。
この金物をうまく利用することで、利用者様にとって自立支援につながる手摺になりました。