伊勢原市 K様邸 トイレまでの動線
手摺の取付、トイレ段差解消、建具幅及び吊元の変更
トイレの出入り口には段差のある敷居。そして、建具の幅は60センチ以下と狭い。
写真右側からの進行してくると、建具の開き勝手は左右逆の方が入りやすくなります。
進行してくる廊下には手摺を取り付けて一連の動作が容易になるよう改修提案致しました。
建具幅と吊元の変更、段差の解消工事前です。
建具の幅も広がり、開閉の吊元も左右逆にしました。
10センチ近くあった敷居の段差を解消し、バリアフリーにします。
万が一車椅子での生活になっても対応可能です。
中の設備品や内装は既存のままで、建具の交換と見切り材及び取合いを補修しただけです。
既存の便器にプッシュアップで立ち上がるための手摺を取り付けました。
手摺は跳ね上げ式になっているので立ち座りに便利です。
廊下には収納があり、この前に手摺が必要です。そこで、着脱式の手摺を提案いたしました。
左右どちらからでも着脱可能です。
写真左側の建具がトイレの入り口になります。
奥の食堂まで手摺で誘導です。
おまけ
ご家族のために階段にも手摺を取り付けました。
手摺棒の色は、既存の床や造作材の色に合わせ「ダーク色」にコーディネート。
補強板は壁クロスのホワイト色に同化するようにダーク色を使わずホワイト色でコーディネート。
健常者にとっても利用価値の高い手摺。
私も何気に手摺に捉まっていることが多い今日この頃です。
私は若い、健康だ!と思っている皆様も転倒には十分気を付けましょう!