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平塚市 H様邸
玄関アプローチの改修工事
車椅子での生活を余儀なくされてしまったH様。
屋外から車椅子で家に入るためには、玄関アプローチ以外に方法が無いケースでした。
階段仕様をスロープに改修していきます。
このスペースしか車椅子で家の中には入れない為、玄関ポーチの階段からスロープに変更していきます。
下地コンクリートを打ち、仕上げ材は「樹脂舗装」です。
樹脂舗装の色は洋風イメージに合うレンガ色を選択しました。
附帯工事として、アルミ片開き戸の嵩上げ、排水枡の嵩上げが伴います。
勾配角度も10分の1を確保しご家族でも介助しやすいように仕上げました。
(本来は12分の1以上の確保が理想です)
スロープが出来上がりましたが、玄関ドアの吊元が右側であり、車椅子で玄関に入る際、一旦体をスケールの先端方向へ移動し、扉を開けなければなりません。
そこで、アプローチタイルの距離が足らずモルタルで伸ばすことにしました。
一旦体をかわし、右側にドアが開いてくる。
このように水平部分を伸ばす事により、ドアの開閉時に体が干渉する事はなくなり、スムーズに家の中に入れるようになります