平塚市 介護の部屋を造るリフォーム
車いすでの生活を余儀なくされた利用者様。
和室をリフォームして、床材を畳からフローリングに変更。
介護ベッドを置き、押入をリフォームしてトイレスペースに変更する。
押入空間はトイレと洗面化粧台の設置。
畳はフローリングへ。
床材はフローリングに変更するのですが、既設の壁や天井、あるいは襖などの室内建具はそのままです。利用者様の自立支援につながるリフォームの主旨を考えれば、それで十分と言う割り切りもありなのではないでしょうか。
もちろん、資金的な余裕があるのでしたら、壁や天井も洋風に仕上げフルリフォームも可能です。
まずは床下地工事、及び新設するトイレ、洗面の給排水切り回し工事の先行です。
フローリングへリフォーム完了。
押入スペースに給排水管切り回し工事完了。
利用者様が入院中に、担当のPT(理学療法士)様及びケアマネージャー様と一緒にトイレの移乗について検証を行いました。
両下肢の筋力低下が著しく、通常の便座を補高便座に変更しても困難が見受けられました。そこで私が提案したのが、TOTOの「トイレリフト」。
トイレリフトは便座が電動で昇降し手着座や立上りのサポートしてくれます。身体状況に合わせて、垂直・斜めの昇降が選択できます。
洗面化粧台は高さ、奥行きや幅の制限で且つ車いすに対応できる、SEKISUIの「Wells」洗面を提案いたしました。
手摺の位置などもPT様、ケアマネージャー様と打ち合わせして取り付けました。
写真には入っていませんが最後にカーテンを吊って完了となりました。
リフォーム後は福祉用具の介護ベッドやスロープ等必要な貸与品を選び在宅での生活が始まります。住み慣れた自分の家でくつろぎ少しでも元気になっていただければとお祈りいたします。
ご用命ありがとうございました。