伊勢原市 介護の部屋を造る
介護保険住宅改修工事適用(補助金上限20万円)
重度障がい住宅改造助成金適用(補助金上限80万円)
※各補助金については、実費負担額が異なります
車いす生活となった利用者様の為に、1階和室を寝室にする。
利用差様専用のトイレスペースを和室(寝室)に造る。
外出は和室(寝室)の広縁から庭園ベランダに出て昇降機利用。
便器の向きはもちろんのこと、手摺の高さ、長さ、形状に至るまで担当のPT(理学療法士)様や医療介護関係者、福祉用具貸与担当者様、ご家族、本人と打ち合わせを繰り返し行い、利用者様の身体状況に合わせ自立支援につながるよう、また、介助されるご家族が少しでも負担や不安が軽減されるよう計画を立て改修させて頂きました。
改修後、福祉用具貸与担当者様が介護用ベッドを入れ、外出用昇降機の設置にあたっては、土間コンクリート工事、アプローチコンクリート工事をご家族が行いみんなで協力して利用者様の退院を心待ちにしました。
室内移動では寝室の出入り口が5センチも段差があるのでスロープを取付けました。
但し、通常のスロープ勾配では車いすの出入りには不向きとなります。
角度約6度で超緩やかなスロープを設置。
高さがある分超緩やかな勾配にするとかなり前に出てしまいますが、自走での対応もできます。
少しでも自立支援につながれば幸いです。
連携していただいた医療・福祉関係者の皆様をはじめ、ご家族、ご本人に感謝申し上げます。ご用命ありがとうございました。