介護リフォームと一般リフォームは目的も内容も大きく異なります。介護リフォームの目的はあくまでも利用者様の自立支援を第一に考えます。 その上で安全で丁寧な施工、そして、見た目の美しさという付加価値を付けることにより、ご本人とご家族がいつまでも我が家で明るい生活が営めるよう一助となることです。
この章では、それぞれの改修工事項目に対しどのようなポイントに注意して計画・施工すれば良いのかを解説しております。しかし、最も大切なのは利用するご本人に対し、自立の支援に役立っているかどうかということです。一般的に定められた取付寸法等はあくまでも目安とし、設置場所・利用者様・そして介護者様の状況を全て含め検討し施工することが大切になります。また、ケアーマネージャー様を初め関係機関との連携も忘れてはいけません。